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■蔵人日誌4月5日号 2022.4.5

今回の蔵人日誌は、舞姫・諏訪蔵(長野)より、お酒の瓶詰作業を任されております浅沢が担当します。

4月に入り、諏訪も少しずつ暖かくなってきましたが、朝夕は、まだまだ寒い日が続き、今日もストーブを付けながら、原稿を書いております。

弊社の造りは、年一回の寒造りですので、いよいよ終盤を迎えております。瓶詰工場も出来上がったお酒の貯蔵作業で毎日、フル稼働しております。私も気付いたら、20年、この会社に勤めておりますが、昔と比べると、貯蔵の方法や考え方が変わりましたので、今日は、そのことを書きたいと思います。

瓶詰め作業

以前は、出来上がったお酒は、火入れし、タンクに貯蔵し、年間を通じて、出荷する前に、熟成具合に合わせて、活性炭を加え、濾過しておりました。タンクは非常に大きいので、商品化する為にお酒を引き出す度に、空洞化が進み、酸化、熟成が早く進んでしまいました。また、濾過は、好ましくない味や香りは、取れますが、鮮度は元に戻りません。

今は、吟醸酒クラス以上の出来上がったお酒は、すぐに全て一升瓶に詰め、冷蔵庫で貯蔵しております。一升瓶だと、液面が空気に触れる面積が少ないので、酸化、熟成が進むのをおさえられます。商品化する為にその一升瓶を明け替えても、残りの一升瓶は、新鮮なままです。

以前は、濾過が非常に重要でしたが、現在は、鮮度を保つことに重点を置いております。鮮度は、時間との勝負です。この、お酒の搾り終わった時期に、より早く貯蔵状態にもっていくことで新鮮さが保てます。よりフレッシュなお酒をお客様に届けられるよう工場の作業員は試行錯誤し、がんばっております。冬季に、4万本の一升瓶を詰めて冷蔵庫に手で積み込むのは、かなり大変な作業です。(Sさん。T君。ありがとうございます!)

このように貯蔵にも拘った舞姫のお酒を、ぜひ味わっていただければ、幸いです。

◆4月のトピックス◆

  • 4月27日
    日本の酒メッセ 出展(会場:東京都市ヶ谷)


<製造課・浅沢>

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